2010年10月11日
春日大社で「鹿の角きり」 奈良
雄ジカの伸びた角を切り落とす「鹿(しか)の角きり」が10日、奈良市の春日大社境内にある鹿苑(ろくえん)角きり場で始まり、観光客ら約2000人が見入った。
秋に鋭くなる角で人や樹木を傷つけないよう、江戸時代から続く伝統行事。鉢巻きに法被姿の「勢子(せこ)」の男性約25人がシカの角に縄を引っかけ、足を持って取り押さえた。
普段はシカせんべい目当てに寄ってくるシカたちもこの日は逃げるのに必死。神官役が約50センチの立派な角を切り落とすと、会場から拍手が起こった。11日まで
秋に鋭くなる角で人や樹木を傷つけないよう、江戸時代から続く伝統行事。鉢巻きに法被姿の「勢子(せこ)」の男性約25人がシカの角に縄を引っかけ、足を持って取り押さえた。
普段はシカせんべい目当てに寄ってくるシカたちもこの日は逃げるのに必死。神官役が約50センチの立派な角を切り落とすと、会場から拍手が起こった。11日まで